mikan's technical note

仕事&趣味で実験した小技の備忘録です(Linux,windows,DOS等)

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【ぼくのPC大改造計画】8年前のCore i3マシンを延命し今風の快速?マシンに大改造(前編)

LGA1156の延命と見た目もカッコ良くしたい

まずはアップグレード対象のマシンをチェック。

2008年の春に組んだマシンは、CPUがCore i3-530、マザーがDDR3版のH55、ビデオカードレス(CPU内蔵GPU)、という構成で、ストレージはSSDながら今となっては容量不足な32GB。

主な用途は、Webブラウジング、CDからの音楽の取り込み、音楽再生。

 

【今回のアップグレード対象PC】
CPU intel
core i3-530(2C2T,2.93GHz,TDP73W)
マザー GIGABYTE
GA-H55M-S2H rev.1.1(Intel H55)
メモリ Corsair
DDR3 2GB×2
グラフィック intel
CPU内蔵グラフィック
ストレージ Transcend
TS32GSSD25S-M(SSD 32GB)
電源 WinDy
Varius V(550W)
PCケース WinDy
ALTIUM SUPER X10 E-ATX
ケースファン WinDy
120mm×4
CPUクーラ intel
純正
OS Ubuntu 16.04 LTS 64bit


●主な用途
・Webブラウジング
・音楽の取り込み
・音楽再生


パーツの構成としては8年前のスタンダードといったところ。

比較的軽いOS(Ubuntu)ということもあり、ゲームをしなければ十分に使えている。

ただ、SSDの容量が32GBと少なすぎる。

PCケースを開けて中をチェック。

ケースファンから聞こえる小さな異音は経年劣化によるものだろう。

ブラックのPCケース、電源、ケースファンは全て星野金属製。

E-ATX対応の無駄に大きいフルタワーにセットされたマザーは何故かMicroATXでケースの中はスカスカ。

ゲームはPS4があるため、昔はPCにしかないゲームタイトルをプレイしていたが、今ではPCでゲームすることはなくなった。

これを機にゲームもそこそこ快適に遊べるマシンに大改造してみたい。

予算は3万円で、今回の改造方針はコレだ!

マシンの現状を把握できたところで、今回の改造方針を決めていきたいと思う。

ベースが8年前のマシンだけにかなりの大改造になるのは必至。

さて、交換するパーツを見繕ってみる。

ざっと見るとCPUやメモリ、ビデオカード、ファンなどの主要パーツは交換決定。

CPUクーラーはCore i3純正クーラーでは性能的に問題があるので、交換必須。

古くなった電源もそろそろ交換したいし、メインストレージのSSDも容量アップしたいところ。

流用できそうなパーツとしてはケースやOSがあるが、ゲームも動かすとなるとUbuntuでは役不足

幸運なことに、Windows 7Pro 64bit版と、使わなくなったSSD(240GB)を持っていたのでそれを活用する事にする。

※予算的なこともあるが、手持ちのPCは全てubuntuとwindows10なので、今後の検証用途も考えてあえてwindows7を選択しようと思う

【今回の方針】

【目標】

・カッコよくできるだけ高速化
PSO2、などの軽めのPCゲームが快適に遊べる
・静音化と冷却力アップ

★CPU

LGA1156マザーを延命させるため選択肢は第1世代のLynnfield(リンフィールド)に絞られる。

クアッドコアで動作クロックが2.93GHz(TurboBoostで3.60GHz)のi7-870へのアップグレードを狙う。

★マザー

あえてLGA1156を流用し、予算内でパワーアップの限界に挑戦する。

★メモリ

容量は8GBもあれば十分。

メモリの速度はマシン全体のパフォーマンスには大きく影響しないので、速度よりも価格重視で選ぶ方向でいきたい。

4GBモジュールのデュアルチャンネルキットが狙い目か。

ビデオカード

あまり重いゲームをプレイする予定はないので、コストパフォーマンスに優れる「GeForce GTX 1050 Ti」クラスが今回のアップグレードには適していると言える。

静音性を向上させるために、ファンレス駆動が魅力の「KALMX」を狙いたいところ。

★ストレージ

いくらCPUやビデオカードを強化してもストレージ容量が足りなくては、OSはインストールできてもゲームをインストールする余裕がない。

音楽データの保存をこれまで通りHDDで行うことで、発掘した手持ちのSSD 240GBでも十分使えるはず。

★電源

変換効率の良い現行の電源に交換したいところだが、予算と相談しつつ最良の選択をしたい。

容量は400~500Wあれば十分なはず。

 ★PCケース

無駄に大きいフルタワーから、せっかくのMicroATXマザーを活かせる小さめのケースへ、そして今風?のアクリル面から中が見えるケースを狙いたい。

 ★ケースファン

地味に予算を食いつぶすことが予想されるため、手持ちのケースファンを使いまわす方向で。

★CPUクーラ

近年定番になっているサイドフロー型を狙いたい。

 

改造前の写真を撮り忘れました…パーツを取り外したあとのPCケースです。

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マシンを今後数年は使いたいと考えているので、このままLGA1156で組むのは最良の選択肢ではない。

しかし、LGA1156がどこまで化けるのかが今回のテーマであるため、H55マザー流用で延命させることとする。

この「LGA1156延命」をコンセプトにした大改造で、8年前のマシンがどんなマシンへと強化されるのか、後編記事に乞うご期待。

 

わかる人には既にバレていると思いますが、本記事は、

AKIBA PC Hotline!「あなたのPC大改造計画」

を大胆にオマージュしております。

もちろん無許可なのですが個人ブログですのでご容赦を…。

「あなたのPC大改造計画」が復活することを願って。