【ぼくのPC大改造計画】最新の第8世代Core i7-8700Kで大人の快適マシンを組む(前編)
開発コードネーム「Coffee Lake-S」こと最新の第8世代Coreプロセッサーで人生最後
(?)になるかもしれない贅沢マシンを組む!
基本的に全てのパーツを新調するが、手持ちパーツの流用は多少あり。
構想3ヶ月
数か月前、低予算でLGA1156延命計画を成功させ、これはこれで快適に使えていたのだ
が、気が付けば長らく封印されていた自作熱に火が付いてしまっていたw
そして、VMware等、旧CPUではインストールがはじかれるソフトも出てきた。
普段はUbuntuメインとは言え、仕事上Windowsを使う場合もある。
んんー、そろそろ新しいマシンが欲しい・・・そうだ最新マシンを組もう♪
予算は10万円前後の予定だったのに!?
20年ほど前、初めて買ったDOS/Vマシンは、Gateway2000 G6-266(PentiumII-266MHz)
で、モニタセットということもあるが軽く30万は超えた記憶がある。
Gateway2000 G6-266
その後は数年単位で買い替えていたものの、コスパ重視でミドルレンジのCPUをオーバ
ークロックする感じで数万から高くても10万円。
なので今回も10万円を目安にパーツを選択していたはずなのに・・・。
・最新のCore i7を使ってみたい
・ほとんどゲームはしないけどハイスペックなビデオカードを使ってみたい
・マイニングも体験してみたい
と、ビデオカードに2万以上出す気はさらさらなかったはずなのに、この先少なくとも
10年は使うつもり、どうせ買うなら全てにおいて妥協したくないという思考回路に。
最終的なパーツ構成はこれだ!
2018年2月中旬、大物パーツは妥協しない方針で進めていくうちに気が付けば「29万
円」。
冷静に考えるとミドルレンジならモニタ込みでもかるく3セットは組めそう。
今なら低価格なH370やB360マザーも発売されているため更に出費を抑えることも
できそう。
でも良いんです、人生何があるかわからないんです、これが最後の自作になるかもしれ
ないんです。
なんとか嫁を説得し、ネットでポチ!!
いざという時のために現金は残しておかないとね。
★CPU:intel Core i7-8700K BOX 6C12T 3.7GHz boost 4.7GHz
第8世代Core(Coffee Lake-S)の万能ハイエンドモデル。
オーバークロックする予定は無いので8700でも良かったのだが、さほど値段も変わらな
いので8700Kを選択。
はたしてこの性能を使いこなせる日は来るのだろうか・・・。
★マザー:ASUS ROG STRIX Z370-F GAMING(LGA1151 ATX DDR4)
ROG MAXIMUS X APEXも候補にしていたが、オーバークロックする予定は無く、なに
より値段が倍違うのでここは妥協してZ370-Fにした。
ゲーミングモデルだが汎用性も高く普段使いにも十分なスペック。
★メモリ:Corsair CMK16GX4M2A2666C16(DDR4 PC4-21300 8G×2)
VMwareで仮想OSを複数起動も視野に入れ、かつ価格高騰している中でもわりと良心的
な値段のメモリを選択。
★ビデオカード:Palit Game Rock GeForce GTX 1080
マイニングブームのせいで、ビデオカードは全国的な在庫不足。
できればASUSのGeForce GTX 1080 Tiを狙いたかったところだが、在庫がなかったた
めコスパ重視で妥協。
★ストレージ:Crucial MX300 CT275MX300SSD1/JP(SSD 275GB)
USB外部起動(ubuntu)用のSSDだが、最近ほとんど使わなくなっていたので今回のマシ
ンに再利用する。
HDDではせっかくのハイエンドマシンの意味がなくなるためSSDは必須。
容量は少なくても、データ保存用の大容量HDDがあれば全く問題ない。
★電源:SilverStone STRIDER ST70F-TI(700W 80 PLUS Titanium)
電源もマイニングブームのせいか容量が大きいものは在庫不足気味。
オーバースペックな気もするが、消費電力の高効率と信頼性、そして今後長く使うこと
を考え、最高グレードのTitaniumモデルを選択。
★PCケース:Thermaltake CORE X9 E-ATX キューブ
大きいことはわかっていたが、実物を見るとホントにでかい!
502 x 380 x 640mm、17kg
マザーを平置きできるので重いビデオカードの取付も安心。
リア以外の5面が全て取り外し可能、そして大きいだけあってメンテナンス性は抜群。
どんなに大きいパーツでも、このケースに入らないパーツは無いと思われる。
ファンもラジエターも気兼ねなく複数取付が可能。
但し17kgの超重量級ケースはちょっと移動させるだけでも大変で冗談抜きで腰を痛め
そうで怖い・・・。
我慢できないほどではないが、全体的につくりがチープで建付けがイマイチなところも
多い。
好き嫌いはハッキリ分かれそうだが、個人的には設置場所さえ確保できるのであれば魅
せるケースとしては最高だと思う。
★CPUクーラー:Corsair H60 簡易水冷 120mmラジエータ 最大2000rpmファン
水冷に憧れ、i7-870用に買ったCPU簡易水冷だが、旧マシンにはもったいない気がし
て今回のマシンへ流用。
120mmラジエターでもオーバークロックしないi7-8700Kなら十分に冷える。
ゲームや重い作業でなければ、27~29度。(南国の4月末時点)
見た目もかっこいいのに、ビデオカードに隠れて全く見えないのが残念。
★OS:Microsoft Windows10 Pro 64bit
リテール版のライセンスキ-をヤフオクで落札。
組み立て開始!
ケースからマザー固定用の板を取り外し、マザーを載せる。
CPU装着。
ケースに戻す。
ビデオカードとCPU簡易水冷を取付。
電源、SSD、HDD、ファンを取付し、動作確認。
マザー周辺に熱気が溜まりそうなのでマザー横にファンを汎用ステーで固定。
フロントは純正の200mmファンを外し、120mmファン×2仕様に。
ついでにデスクまわりも一新
長さ180cm奥行80cmの机となんちゃってゲーミングチェアも購入。
椅子は、サンワダイレクトのゲーミングチェア ロッキング バケットシート(SNCS005 )
数時間座っても腰が痛くならない、アラフォーの体にはホント嬉しい限り。
出費は机と椅子合わせて約3.5万円。
後編では使用感やベンチマークの結果を。
~続く~